忙しい時期は、メンタルヘルスも大切に:

インタビュー by まゆか

  • Aさんの基本情報
進学先 (リサーチ大学)
専攻 Politics and International Studies
海外滞在歴 15年
GPA(4段階) 3.5
TOEFL・IELTS TOEFL 115点
SAT・ACT SAT Reading 750 Math 790
主な課外活動・受賞歴 部活動、楽器など習い事、ディベート、スピーチ
卒業年度 2021〜2025
IB・AP IB 42
受験校数 (米)リベラルアーツ5校、リサーチ大学5校
(日)私立1校〈AO入試〉
  • 海外大学進学を考えるようになったきっかけは何ですか?
  • 中学校まで海外で暮らしていたので、当時から自然と海外の大学に進学することを考えていました。

    高校にいる間には具体的な専攻までは決められなさそうだったので、リベラルアーツ風の大学を目指そうと思いました。また、アメリカの国際的な環境で勉強したいと思ったのもあります。
  • どうやって志望校を決めましたか?
  • 一番大切にしていたのは、なんだかんだで雰囲気です(笑)

    例えば東京で開催されたアメリカ進学のイベントなどに参加して、各大学のブースの担当の人と話した感じや、イベントなどを通じて知り合った在学生から聞いたキャンパスライフの雰囲気で絞っていきました。

    他には、どのような課外活動が有名かなどを調べてもみました。私はミュージカル系の部活に入りたかったので、芸術、音楽、演劇などの部活に力を入れている大学を選びました。
  • 受験時に大学でやりたいことは決まっていましたか?興味を持ったきっかけは何ですか?
  • 受験時は、社会学系のことがやりたいという大まかな方向だけ決まっていました。それが、大学の様々な授業を受けているうちに政治学や哲学に絞られていったイメージです。

    小さい頃からジャンルを問わず社会問題に興味を持っていて、高校の頃から積極的にボランティア活動をしていました。大学でも何かの社会問題や、それに関わる人たちのことを勉強していたいと思っていたので、とりあえずは社会学に興味があると言って受験をしました。

    大学の授業の中ではGlobal Affairsという授業が面白かったので、政治・国際政治に興味を持つようになりました。そこで、担当だった教授と話したり、授業以外の講義を聞きにいったりして、やっぱり面白そうだと思えたので専攻は政治学や哲学に決めました。

     
  • 高校の頃はどのような課外活動をしていましたか?
  • 一番力を入れていたのは、ボランティア活動でした。単発のものから長期間続けたもの、自分で立ち上げたものなど色々なプロジェクトに関わっていました。

    専攻を選ぶ時にも感じていたことですが、社会問題に興味があったので、自分にできることを探してみたいと思って始めてみました。また、人に興味があったので、ボランティアを通じて実際に人と関わっていけるのが好きでした。

    他には英語のスピーチ、ディベートコンテストなどに参加していました。

    これは趣味にはなりますが、楽器やスポーツの習い事をしたり、お菓子作り、美術に手を出したりもしました。
  • 受賞歴にはどのようなことを書きましたか?
  • 主なものは、スピーチ、ディベートなどのコンテストの受賞歴です。

    あとは奨学金に受かっていたことも書きました。
  • TOEFL・SAT対策はどうしていましたか?
  • TOEFL・SAT対策では塾には通っていませんでした。ひたすら練習問題を解いて、問題に慣れました。一部オンラインで問題集を買ったりもしましたが、主にネットに掲載されている過去問などを一通り解いて対策しました。
  • エッセイにはどのようなことを書きましたか?
  • 課外活動でやっていたことを中心に書きました。結構長い間続けていた課外活動があったので、それを通じて学んだことや自分がどう変わったかということを分析して書きました。

    エッセイ対策には塾に通っていたので、添削をしてもらいながら、何度か書き直しました。
  • 推薦状は誰にお願いしましたか?
  • カウンセラーの枠は担任にお願いしましたが、他の枠は一番好きだった先生方に頼みました(笑)

    それぞれの先生と何度か相談しながら、書いてもらうことを決めていきました。
  • 受験期に一番苦労したことは何ですか?
  • タイムマネージメントです。高校の勉強と出願、課外活動の両立が一番大変でした。

    特に、高校3年の11月から12月にかけてのアーリーの出願期は大変でした。
  • 受験で上手くいったこと、やっておいてよかったと思うのはどんなことですか?
  • 趣味でヨガを続けていたのがよかったと思っています。

    タイムマネージメントで苦労したと言いましたが、どんなに早くから計画的にやっていても、結局忙しくなってしまう時期というのはあると思います。

    そんな時に少しでもストレス解消になる方法を知っておくことは大事だと思います。私にとってはヨガが結構役に立ちました。
  • 実際に大学に通ってみて、楽しいこと、よかったと思うことを教えてください。
  • キャンパスライフを謳歌しています!!

    希望していた演劇系の課外活動などに参加できているのが、一番この学校にしてよかったなと思うところです。

    寮生活では、ルームメイトと友達になれたのがよかったと思っています。

    授業も、Global Affairsなどで専攻にしたいと思えるトピックに出会えたのでよかったと思っています。
  • 最後に、受験生に向けて一言お願いします!
  • GOOD LUCK!

編集者ひとこと

どんなに計画的に進めていても、やっぱり出願が迫っている時期は忙しくなるものですよね。そんな時はストレスも溜まってしまうものなので、メンタルヘルスを大切にというAさんの考えにはとても共感できます。ただでさえ周りと違ったことをしなくてはいけない部分も多い海外進学ですから、メンタルを強く保てるようにするということは、最後まで走り切る力になるんだなと思いました。

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