大学合格の先を見据えて目標を立てよう

インタビュー by まり

  • Zさんの基本情報
進学先 Harvard University(ハーバード大学)
専攻 政治学
海外滞在歴 イタリア(小学校4年生から6年生まで)
GPA(4段階) 4
TOEFL・IELTS TOEFL 115点
SAT・ACT SAT Reading 730 Math 800
主な課外活動・受賞歴 吹奏楽部、グローバル部、模擬国連、老人ホームでフルートのボランティア演奏、委員会活動等、英語ディベート
模擬国連 全日本大会最優秀賞、国際大会最優秀賞
合格した大学 (米) Harvard University
(日) 東京大学 <一般入試>
卒業年度 2021-2025
出身高校 都内私立
IB・AP どちらも受けていない
受験校数 合計2校 
(米)リサーチ大学1校 
(日)国立1校 <一般入試>
  • 海外大学を受験する以前の海外経験はありましたか? 
  • 小学校4年生から6年生までローマのインターナショナルスクール(英語での学校生活)に通っていました。
  • 海外大学進学を考えるようになったきっかけはなんですか?
  • 自分が成長する上でアメリカの大学が適していると思ったからです。

    成長できる理由としては、学習環境が日本の大学とは違い、手厚くサポートされているからです。例えばTF(ティーチングフェロー)と呼ばれる、各授業のアシスタントの学生に質問できたり、エッセイ課題では、ライティングセンターのスタッフに添削をお願いすることができます。また、オフィスアワーと呼ばれる、生徒のための自由時間を通して教授と直接話すことができるのも魅力だと思いました。課外活動の点では、専攻分野の教授の下で、夏休み等を利用して研究に取り組みたいと思います。
  • 受験する際に、大学でやりたいことは決まってましたか?
  • 受験したときには概ね決まっていて、現在も変わらず、政治学や社会学などの社会科学系の分野を学んでいます。

    文献調査を主とする政治学の研究を行っているのですが、文系の研究でも意外とデータに基づいて考察されていて、例えば文献の収集や、文献とデータの中間のような資料をメタデータとして分析する研究を楽しんで行っています。高校生の頃から考えているのが、国際的な人権問題を、現場での救済に止まるのではなく、政治というメカニズムの中で根本的に解決できないかということです。アカデミアの立場から解決策を提供する、というのが自分なりのアプローチとして捉えています。
  • それに興味を持ったきっかけは何ですか?
  • イタリアに住んでいた頃、ちょうど難民問題に関する報道が頻繁に見かけられ、それがきっかけで日本での難民認定制度に興味を持ちました。高校のグローバル部と呼ばれる、模擬国連や英語でのディスカッションを行う部活を通して啓発活動を行うなど、課外活動を通して興味に関する知見を深めていきました。
  • 海外進学に関して、周囲からの反対はありましたか?
  • 両親は大学院から海外に出るのでも遅くないとの考えでした。しかし、海外大学を受験する人はあまりいない中でも学校は協力的で、推薦状などの書類作成も快く応じてくださりました。
  • どうやって志望校を決めましたか?
  • 出願前に奨学金に合格したので、財団が指定する大学のリストの中から志望校を選びました。自分が求めていた特徴としては、学部生のうちに研究ができて、附属する大学院の授業を受けられるところです。その他にも学生の雰囲気だったり、インターンシップの機会が豊富なところがいいと思ったので、比較的大都市に近い立地で大学を探しました。
  • エッセイに書いたことの中で印象的なもの、自信があったエッセイはありましたか?
  • コモンアップのエッセイは、高校の吹奏楽部での経験について書きました。フルート担当だったのですが、上級生になるにつれ、より得意な後輩達を見て、自分の限界を知りました。そんな中、自分の価値はどこにあるんだろうと模索した結果、練習で苦労してきたからこそ、フルートの指導で貢献できると気づいたエピソードを書きました。エッセイの終盤では、アメリカの大学生活に紐付け、周りの優秀な人達に刺激を受けて成長したいという、自分の成長欲をアピールするエッセイに仕上げました。
  • 課外活動や、受賞歴はどのようなことを書きましたか?
  • まずは部活について書きました。吹奏楽部と、模擬国連などをやっていたグローバル部に所属していました。また、英語ディベートではもともと高校では行われてなかったので、大学のセミナーで勉強し、学校に導入したことも書きました。他には、特別養護老人ホームでフルートのボランティア演奏、学年の学級委員長が集まった委員会活動等に関わっていました。


    模擬国連では全日本大会で最優秀賞、派遣されたNYの大会で最優秀賞をいただきました。ただ、これを読んでいる人には、賞に囚われないで、模擬国連で成長できたことが最も大事だと思っていることを強調したいです。


     

  • TOEFLやSATの勉強方法を教えてください!
  • TOEFLはスピーキングの練習問題に目を通し、SATのリーディングは長文を読む時間が特にかかってしまっていたので、時間短縮のために時間を決めて練習問題を解いていました。
  • 誰に推薦文をお願いしましたか?
  • 委員会の顧問の先生、現代文の先生、スクールカウンセラー兼留学を推進する部の統括担当の先生にお願いしました。
  • 受験のプロセスの中で一番苦労したことは何ですか?
  • アカデミックなものとは違い、自分について書くエッセイに苦労しました。伝えたいメッセージをどのように表現するかなど、どのような構成やスタイルで書けばいいのかわからず悩んでいましたが、学校のグローバル教育部の先生が月1でエッセイを見てくださり、とても助かりました。
  • 受験中にやってよかったことはなんですか?
  • SATの対策の一環として、Open Yale Courses など、名門大学のレクチャーをオンラインで無料傍聴していました。英語力の向上につながるし、いろいろな学問分野を知ることができるので、日本の高校からアメリカの教育に移るいい準備になりました。
  • 日米併願に関するアドバイスはありますか?
  • 高校の授業にしっかりついていくことが鍵だと思います。普通の日本の高校であれば日本の大学受験向けにカリキュラムが作られているので、成績を保つように努力すれば、アメリカの大学出願にも日本の受験にも、共通して有利になると思います。
  • 受験生へのメッセージはありますか?
  • 合格も一つの目標かもしれないけど、大学入学後や、大人になった時の理想像を見失わないよう、より大きな目標に向う通過点として、大学受験に望むのが大事だと思います。

編集者ひとこと

大学受験がゴールではなく、その先の自分の理想像を思い描くのが大切という言葉に深く共感しました!
取材を受けていただきありがとうございます!

  1. University of Chicago

    自分にこだわった先で生まれるアイデアと行動力

  2. University of Sussex

    留学を決めるのに「遅すぎ」はない!決めたら突き進むのみ!

  3. Imperial College London

    チャレンジ精神は大切に!

  4. Imperial College London

    後悔の無い受験にするために。英米併願者が語る、受験との向き合い方

  5. University of Oxford

    諦めなければ道はある!「自分がやりたいこと」を大切に!!

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