留学を決めるのに「遅すぎ」はない!決めたら突き進むのみ!

インタビュー by まゆか

  • Yuyaさんの基本情報
進学先 University of Sussex(サセックス大学)
専攻 Computer Science
GPA(4段階) 2.5
TOEFL・IELTS IELTS 6.5点
主な課外活動・受賞歴 委員会活動、部活動など
合格した大学 (英)University of Sussex
卒業年度 2021-2025
出身高校 地方国立
IB・AP どちらも受けていない
受験校数 (米)リサーチ大学3校
(英)1校
  • 海外大学進学を考えるようになったきっかけは?
  • 中学生の頃、テレビでオックスフォード大学の特集を見たことです。漠然と、キャンパスの雰囲気や、海外で勉強するということに憧れていました。

    本格的に海外を目指し始めたのは高校3年生です。NIC International College in Japanという、高校卒業してから一年間で、英語や海外の出願に関するサポートをしてくれる予備校のパンフレットを頼み、興味を持ちました。正直、日本の受験が思ったように進んでいなかったので、せっかくなら海外に挑戦して心機一転頑張ろうと決めました。
  • 志望校はどうやって決めましたか?
  • NICに通い始めてから決めました。

    まず、イギリスかアメリカかで悩んだのですが、大きかったのはイギリスは3年制だということです。海外は学費が高いので、短い分学費が浮くのが魅力的でした。

    さらに、サセックス大学は、日本の高校からの進学だと通常は通わなくてはいけないファウンデーションコースがありません。留学1年目に、International Year 1といって、留学生専用のクラス・キャンパスで1年生とファウンデーションコースの内容を一度に勉強します。そのため、日本からの留学でも3年で卒業できます。これが決め手になって、サセックス大学を第一志望にしました。
  • 受験する際に、大学でやりたいことは決まってましたか?
  • イギリスを受験する場合、学部ごとに出願するため、やりたいことを決めておいた方が良いと言いますが、私は「どうしてもこれがやりたい!」と思える分野がありませんでした。とりあえず、将来役立ちそうで、楽しめそうなコンピュータ・サイエンスを選びました。

    高校の頃は特にコンピュータ・サイエンスをやっていたわけではなく、ある意味賭けでしたが、勉強してみるととても楽しかったので、良かったです。プログラミングを始めたのは大学に入ってからですが、もともと緻密な作業や論理的な問題が好きだったので、肌に合っていると感じています。
  • パーソナルステートメントはどんなことを書きましたか?
  • エッセイも、NICが手厚くサポートしてくれたのを覚えています。

    まず、自分の情報を書いたCV(学歴や課外活動などの履歴書)を提出して、エッセイの考案をねりました。

    結局、イギリスらしくシンプルに、これまでやってきた活動を盛り込みながら、なぜこの学部を目指したのかということを書きました。
  • IELTSの勉強方法を教えてください!
  • IELTSの勉強は過去問を三年分くらい解きました。IELTSのためだけにはあまり勉強をしていないようですが、1年間NICでひたすら英語で授業を受けていたので、すでに英語力は伸びていたと思います。

    NICは、先生がネイティブで授業は全部完全に英語でした。毎日宿題をこなして、授業中には英語の記事を読んでディスカッションをするなど、大学の授業スタイルに近いものがありました。

    英語に関しても、単語を記憶する、などというよりは、意見を出したりスピーチをしたりとアウトプットの多い授業でした。
  • 誰に推薦文をお願いしましたか?
  • NICの担当にお願いしました。そのため、高校にはお願いしていません。

    NICは結構色々な大学のアドミッションとの繋がりがあって、これまでのノウハウを活かして書いてくれるとのことだったので、安心して任せられました。
  • 受験のプロセスの中で一番苦労したことは?
  • 受験のプロセス自体に大きな苦労があったわけではありませんでした。

    NICの指導通りにアプリケーションを作っていたので、その点はよかったのですが、受かるかわからないという、暗闇にいる感覚にメンタルは相当やられました。

    高校に入ってから成績が下がっていたこともあり、自信があまりなかったというのもあります。日本でもともと目指していた国立大にだってこの成績では入れなかったのではないだろうか、という思いもあったので、イギリスを受けることにしてからも、受からなかったらこの先どうしよう、という不安がずっとありました。
  • 受験中にやってよかったことは?
  • 英語のインプットを増やしたことです。とにかく英語の環境に身を置くことを意識して、YouTubeを見るのも、映画を見るのも全部英語でした。リスニングスキルが上がったと思います。

    プログラミングでコードがわからない時など、ちょっとした調べ物をYouTubeですることが多かったので、そういったものを英語で検索していました。

    何か気になること、知りたいことがあったら、英語で検索し、英語で知識をインプットしておくと、のちにアウトプットする際にスラスラと英語で出てくると思います。

    また、Wikipediaなどは、英語でしか出てこない項目もたくさんあります。授業中、日本語で調べても出てこないということが多々あります。

    英語の方が情報の幅が広がることを考えると、英語で検索して、英文で読む癖をつけていたのはよかったと思います。
  • 受験中にやればよかったと思うことは?
  • 英語で喋る練習をすることです!日本では、英語を喋る環境はやっぱり限られています。NICに行っていても、英語で話す練習ができるのは1日の限られた時間だけでした。

    例えば、英語で独り言を言うなど、もっと意識的に英語を喋ればよかったと思います。

    英会話は、勉強しておいて損はないと思います!
  • 受験生へのメッセージはありますか?
  • 外国に住んでみると、本当に世界が変わります!

    小さなことですが、イギリスといえば食べ物がまずいと聞いていたのに、全くそんなことはなくて驚きました。むしろ、イギリスに来てからまずいものを食べた覚えがありません(笑)タイ料理、イタリア料理とかが特におすすめです。

    今は海の近くに住んでいて、ビーチもあります。驚いたのは、日本の海と比べると潮の匂いが全然しないことですね。

    こんな自然現象っぽいところの常識ですら、通じない部分があって、常識を疑う習慣がつきます。

編集者ひとこと

高校3年まで海外進学を考えていなかったにもかかわらず、決心をしてからは心機一転、英語でインプットをする環境に進んで身を置き、受験をやり遂げたところが素敵だと思いました。海外受験を決めるのに、遅すぎるということはないと思いました。Yuyaさんのように海外進学用の予備校に通うなど、高3で受験する以外にも道はあります!少しでも興味があるなら、突き進んでみるというのもアリじゃないでしょうか。

  1. University of Chicago

    自分にこだわった先で生まれるアイデアと行動力

  2. University of Sussex

    留学を決めるのに「遅すぎ」はない!決めたら突き進むのみ!

  3. Imperial College London

    チャレンジ精神は大切に!

  4. Imperial College London

    後悔の無い受験にするために。英米併願者が語る、受験との向き合い方

  5. University of Oxford

    諦めなければ道はある!「自分がやりたいこと」を大切に!!

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